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外伝現行スレ テンプレ(ルール) ドラえもん・のび太のポケモン小説投下スレin避難所 バーボン(雑談)現行スレ テンプレ(ルール) ドラえもん・のび太のポケモン小説バーボンin避難所
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登場人物 観客 男子部は、「顕正会ドラえもんショー」の男子部版後編の観客達。 概要 当時の顕正会は「四者体制」と言って、地域別組織を各会員の性別・年齢に応じて「男子部」「女子部」「婦人部」「壮年部」の4種に大別していた。 なお、2011年以降は壮年部が男子部に統合された事に伴い「三者体制」となっている。 特徴 「顕ドラ」においては、2002年8月・花巻温泉合宿の余興として上演された「ドラえもんショー」の観客として知られている。 女子部と比べると結構ノリが良く、時折威勢のいい歓声が聞こえる。挨拶に厳しいナレーションも「さすが元気ですね~!」と感心するほど。 いろんな意味で常に全力な男子部の本質が表れているかのようだ。 数名の男子部員は有志の美術家として背景の絵の製作に関わっている。 最初に投稿された男子部版後編の動画(テロップが出てくる方)では、プライバシーに配慮してか一部男子部員の顔が映るシーンで歪み処理がかけられているが、後に投稿されたノンテロップ版は高画質かつ無処理のため各部員の顔が鮮明に割れてしまっている。 関連項目 後編男子部版 衛護隊 - 男子部が任務に当たる。
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前へ グレン北、海 クリムゾンバッチを手中に収め、最後のジムがある トキワを目指してグレンを出た4人 のび太 ドラえもんはのび太のギャラドスに乗って波乗り中 ドラえもんはヤドランに波乗りを覚えさせたが残念ながらドラえもんが重すぎて ヤドランには乗れなかった スネオはカメックスに、ジャイアンはのび太から奪った波乗りの秘伝マシンを ドククラゲに使って波乗りを覚えさせた 4人は気楽に話しをしながら海を移動している のび太「この後は何処に行くんだっけ?」 ドラえもん「忘れちゃったの!?君本当にゲームやってきた!?」 のび太「ちょ、ちょっと度忘れしちゃっただけだよ・・・」 ドラえもん「呆れたよ・・・トキワで最後のジム戦だろ」 のび太「ああ・・・そうだったね、うっかりしてたよ」 ジャイアン「のび太、お前ドラえもんと一緒じゃなかったら 今頃ノタレ死んでるじゃねえか?」 スネオ「言えてる言えてる」 間抜けなのび太を一緒に嘲笑うジャイアンとスネオ いつもの平和な光景だ、やっと彼等にも落ち着いていられる時間が来たらしい 彼等も久しぶりに緊張感を緩めている・・・が、 この平和も一時の幸せに過ぎなかった 密かに忍び寄る黒い影にまだ誰も気付いてはいなかった・・・ そして、突然悲劇は訪れる 突如、4人の行く手を阻むように巨大な水柱が上がったのだ ジャイアン「な、何だ!?」 スネオ「助けてええ!!」 大きく波が揺れ、4人は波乗りポケモンから振り落とされそうになったが、 夢中でポケモンにしがみついて海に落ちずにすんだ ドラえもん「何なんだ今の水柱は!?」 そう言った瞬間、全員が水柱の正体に気付いた グレン方面の遠くの空から多数の破壊光線が放たれてきているのだ 破壊光線は海に落ちて再び水柱が立ち、4人の周辺の海が大きく揺れた ジャイアン「うわあああ!」 ドククラゲに乗っていたジャイアンが大きく揺れた波でバランスを崩し、 海に振り落とされた ジャイアン「がばっ!た、助けてくれえ!」 スネオ「馬鹿!僕のカメックスにしがみつくな!動きが鈍るだろ!」 ジャイアン「て、てめえ!!!」 白状なすネオに怒ったジャイアンがカメックスに乗り上がろうとした瞬間、 再び無数の破壊光線が飛んできてその一つがカメックスに命中した スネオ「わあああ!!」 ジャイアン「ぐおおおお!!」 カメックスは大きななダメージを受けてしまい、ひっくり返ってしまった 当然カメックスに乗っていたスネオとしがみついていたジャイアンは海に放り出される ドラえもん「2人とも早くギャラドスにつかまるんだ!」 しかし、破壊光線はなおも雨のように降り注ぎ、 いたるところで水柱が立つため2人はなかなかギャラドスに近づけない 次の瞬間、もがき苦しむジャイアンとスネオに破壊光線が直撃し、 意識を失った二人は海に沈んで行った ドラえもん「ジャイアーーン!スネオーーー!うわあ!」 ドラえもんは2人の安否を心配して海に身を乗り出してしまい、 大きく揺れる波にさらわれてしまった のび太「ドラえもん!ドラえもーーん!」 ミュウ(止めてください!貴方も海に沈んでしまいます!) ギャラドスから手を離そうとするのび太をボールごしからミュウが止めた のび太「だ、だって皆が・・・」 ミュウ(大丈夫です、沈む前に彼等の周りにバリアを張っておきました、 何があっても命に別状はありません) のび太「本当!?・・・良かった・・」 ミュウ(安心してる暇はありませんよ、 早くこの破壊光線の雨を止めないと私達も危ない) のび太「止めるって言ったって・・・こんなに揺れてちゃ攻撃もできないよお」 ミュウ(大丈夫・・・ハッ!) そう掛け声を上げると同時にギャラドスの周りに薄い桃色のバリアが張られた ミュウ(これで波による揺れ、攻撃は防げます、 あとは破壊光線を放つ者を倒してしまえば・・・) のび太「此処から攻撃するなんて無理だよ!」 ミュウ(貴方はこの世界を救う者なのですよ、 グレンでの時のような作戦で乗り越えてください) のび太「そんなこと言われたって・・・ん?・・・そうだ!」 目の前で荒れ狂う波を見て、のび太に一つの策が浮かんだ のび太「ミュウ、地震だ!この海で地震をして!」 ミュウ(こ、此処でですか?・・・) いくらミュウでもこの作戦には頭を傾げた が、そうしている暇も無く、ミュウの張ったバリアも 破壊光線の嵐の前に崩れかけていた ミュウ(くっ・・・考えてる暇もありませんね・・・解りました) 遂にのび太の作戦に乗り、ボールから飛び出すと海に地震を働きかけた だが、地を這う攻撃が空中にいる敵に当たるはずもなく、虚しく地響きだけが鳴る ミュウ(のび太さん!もうバリアも持ちません、早く何か攻撃を・・・) のび太「攻撃なら今したよ・・・海を見て」 言われて見ると海の波は巨大な津波と化し、 破壊光線からのび太達を守るように敵に向かって行っていた ミュウ(なるほど、破壊光線で荒れた海に地震を加えて津波を作り、 尚且つ敵に向かっていくように調整した・・・) のび太「今のうちなら破壊光線も来ない、逃げよう! ギャラドス、全力で逃げて!」 必死の命令にギャラドスは死力を尽くしてマサラ方面へと波乗りを開始しし、 安全な場所で止まった のび太「はあはあ・・・危なかった、もう少しで死ぬところだったよ・・・ も、もしかして今のがこの世界を破滅させる誰か!?」 ミュウ(・・・いえ、違いました・・・確かに邪悪のオーラを感じましたが 世界を滅ぼすには値しませんでした・・・) のび太「じゃ、じゃあ今のは誰が・・・?」 ミュウ(・・・のび太さん、そろそろお別れのようです) のび太「ど、どういうこと?」 のび太は我が耳を疑った ミュウ(グレンでのジム戦、今の攻防・・・少ない戦闘でしたが私は貴方の実力を測りました、 これで貴方が破滅の力に敵うか否か解りました) のび太「そんなあ!僕は破滅の力に殺されちゃうんでしょ?僕が死んだら世界も滅ぶんでしょ? だったらそれまで僕の近くに居てよ!」 ミュウ(いえ、それはできません・・・私はやらなければいけないことを今見つけました、 今すぐにそれを調べたい・・・) このミュウの真剣な態度に負け、仕方なくのび太は決心した のび太「・・・解ったよ・・・じゃあ此処でお別れか・・・最後に良いかな?」 ミュウ(何でしょう?) のび太「結局僕はこの世界を救うだけの実力があったの?それともやっぱり死んじゃうのかな?」 ミュウ(・・・お世辞を言ってもしょうがないのでハッきり言いましょう、貴方は確かに凄かった、 でも今の実力で破滅の力に挑んでも貴方は殺されます・・・間違いなく) のび太「そ・・・そうか・・・」 ミュウ(もう世界の終わりまで時間もありませんが・・・精進してください、 その時私はまた貴方の前に現れます・・・それでは・・またいつか) それを最後にミュウはテレポートでのび太の目の前から消え、何処かに行ってしまった 海にはギャラドスに乗り、落胆するのび太が一人取り残されて・・・ マサラタウン 空も闇に染まり夜になって来た頃、暗闇の中で足を引きずりながら ノロノロとマサラを出ようとする影が居た ドラえもん「はあ・・はあ・・・何とか生きてて良かった・・・皆も大丈夫かな・・」 グレンーマサラ間海で高波に飲まれて、波に流されたドラえもんは気絶した状態で 一人マサラ海岸に打ち上げられた 目が覚めた頃には夕暮れで、何処かに流されたであろう3人を探す術も気力もなく 仕方なく次の町トキワまで行く事にした 皆が無事なら集まるであろう場所は最後のジムがあるトキワだと考えたからである しかし気絶してすぐにはまともに歩けず、何度も倒れそうになりながら歩いていた ドラえもん「それにしても不思議だった・・・普通破壊光線は一度撃ったら反動で 一時的に動けなくなるはずなのに海で襲ってきたポケモンは何故連射してきたんだろう?」 海上での謎の悲劇をあれこれと考え歩いている、しばらく進むとそれよりも更に謎の出来事が訪れる ドラえもん「何か寒くなってきたような・・・な、何だ!?」 突如ドラえもんの視界に入ってきた道路一面に呆然となった いたるところが氷で覆われているのだ 草むらはあまりの寒さに枯れ、地面は氷が張り、全てが氷河の世界に変わっている ドラえもん「こ、こんな道路じゃなかったはずだ・・・」 ゲームとは明らかに違うマップ、しばらくその場で考え込んだが この場に留まっていてもしょうがないので再び歩き出した ドラえもん「寒ううう!地面は部厚い氷が張ってるし・・・ 僕は高性能のロボットだから堪えるなあ・・・」 何故機械が寒さを感じるのかまったく不明だが、そんなことは気にせずドラえもんは歩き続ける トキワ前まで来た時、より一層寒さが増していることに気が付いた ドラえもん「もう少しでトキワなのに・・・凍えちゃうよ・・・あ、あれは?」 寒さが増したと同時に、ドラえもんの目に大きい氷の塊が見えた ドラえもん「あれがこの寒さの原因か?・・・よし」 凍える足に最後の気力を込めてドラえもんはゆっくり氷の塊に歩いて行く そして・・・氷の塊を近くで見た瞬間、ドラえもんは飛び上がりそうになるほど驚く物を見た ドラえもん「し・・しし・・・しずかちゃん!?」 氷の塊の中に居たのは、片腕を抑えて立っているしずかだった・・・ しずか「うう・・・こ、此処は・・・?」 ドラえもん「あ!気が付いたんだねしずかちゃん」 あの夜から一夜明け、早朝になった頃ベットで寝ていたしずかが目を覚ました ドラえもん「此処はトキワシティのポケモンセンターだよ、 昨日トキワ南道路で氷漬けになっていた君を僕がこの凍り直しで氷を溶かして此処に連れて来たんだ」 しずか「氷漬け?・・・そうだ・・私は・・・」 ドラえもん「それで・・・何故しずかちゃんはあんなところで氷漬けになっていたの?」 しずかはドラえもんの質問には答えず、先程まで気絶していたとは思えない身軽さで ベットから飛び降りるとポケセンを飛び出した ドラえもん「どうしたのしずかちゃん!?」 しずか「・・・ギャロップ!」 再びドラえもんを無視し、しずかはボールからギャロップを出すとひらりと跨り、 颯爽と昨日の場所へギャロップを走らせた 因みにこのギャロップはグレンのポケモン屋敷で捕まえたポニータを進化させたものだ ドラえもんも慌ててしずかを追い、トキワ南道路、昨日しずかが氷漬けになっていた場所で しずかはギャロップを止めた まだいたる場所が凍りで覆われている ドラえもん「しずかちゃん・・・一体昨日何があったの?」 黙って俯いていたしずかがようやく重い口を開いた しずか「昨日・・・夕方頃だったわ・・・此処で一人のトレーナーに勝負を挑まれたの・・・」 ドラえもん「トレーナー?」 しずか「誰だったかまでは解らなかったわ、もう薄暗くなってきて遠くから話かけられたから・・・」 重い口調でなおも昨日の出来事を語る しずか「私は断ったけどその人はどうしてもと言って引き下がらなかったわ・・・ 仕方ないから勝負したんだけど甘かったわ・・・私は相手が何を出したかも解らずあっという間にやられて・・・ 勝負に負けた後、吹雪で此処一面ごと凍らされたのよ」 ドラえもん「ど、どうしてそんな事を・・・」 しずか「おそらく初めから私を倒すのが目的だったのね・・・ そうじゃなきゃわざわざ私を攻撃する意味が見つからない・・・」 ドラえもん(攻撃された・・・うん?そう言えば僕等も破壊光線で攻撃されたんだよな・・・ どういうことだ?僕等は誰かに狙われているのか?) 謎の敵によるのび太等5人への攻撃・・・一体これから何が起ころうとしているのかまだ誰も解らなかった スネオ「う、ううん・・・此処は・・・何処・・だ?」 マサラ南海でジャイアンと共に沈んだスネオも、何処か陸地に打ち上げられていた スネオ「そうだ、破壊光線で攻撃されて気絶して・・・此処まで流されたのか?」 そう考えて流されて来たであろう海を見ると、 スネオのカメックスが岸辺で心配そうにスネオを見ているのに気付いた スネオ「もしかして・・・お前が僕を助けたのか?」 カメックスはその通りと言わん張りに深く頷いた スネオ「そうかそうか!偉いぞカメックス!流石僕のパートナーだ!」 自分の命を救ってくれたカメックスを褒めちぎるスネオ、以外に義理人情のある男なのだろうか? だが、自分のすぐ横にある人物が倒れていると解ると態度が一変した スネオ「ゲェ!ジャイアン!」 一緒に沈んだジャイアンとまさか打ち上げられる場所まで一緒になるとは思わなかった スネオ「まさか・・・お前ジャイアンも一緒に助けたのか!?」 褒められるであろうと思ったカメックス嬉しそうにまた深く頷いた スネオ「何でゴリラまで助けるんだ!あのまま海の底に沈んでれば良かったのに!このアホ亀!」 あまりに予想外の発言にしょぼくれるカメックス ジャイアン「うるせえな!何なんだよ!?」 スネオが叫んでしまったせいで気絶していたジャイアンが起きてしまった ジャイアン「うん・・・オッス、スネオ!此処何処だ?」 スネオ「さあね・・・何処でしょう・・・ん?まさか・・・」 目の前に巨大な廃墟と化した発電所があるのに気付いた、そう、それは紛れも無く無人発電所だった スネオ(チャーーーンス!これでサンダーを捕まえられるじゃないか! ひっひっひ、やっぱり僕にはまだ天運があるぞ!) 心の中でシメシメと笑うスネオ、もう自分がサンダーを捕まえたかのような喜びようだ この時点でサンダーはジャイアンかスネオの手中に納まると決まったであろう・・・ 現在の状況 のび太 ギャラドス(レベル50)、ライチュウ(レベル45) 、オコリザル(レベル43)、スリーパー(レベル43)カビゴン(レベル44)、フリーザー(レベル50) ドラえもん ラッタ(レベル58)、ペルシアン(レベル53)、オニドリル(レベル49)、サンドパン(レベル53)、ラッキー(レベル41)、ヤドラン(レベル37) ジャイアン リザードン(レベル63)、ウツボット(レベル51)、カイリキー(レベル46)、サイドン(レベル44)、ドククラゲ(レベル41)、カブトプス(レベル40) スネオ カメックス(レベル61)、ゴローニャ(レベル49)、キュウコン(レベル46)、モルフォン(レベル42)、ストライク(レベル41)、オムスター(レベル40) しずか フシギバナ(レベル79)、プクリン(レベル69)、ドードリオ(レベル64)、ナッシー(レベル63)、ラプラス(レベル60)、ギャロップ(レベル58) 出来杉 死亡? 次へ
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前へ ポケモンセンターは宿泊施設にもなっており、地下一階がなくなっており二階の通信センターが無くなり 高級ホテルの様な作りの宿泊施設になっていた。 ドラえもんとのび太と遊は三人部屋に泊まる事にしたこれから一緒に旅をするのだから離れない方がいい。と判断したドラえもんの意見が通った。 のび太 「そういえば、三人で泊まるのって久しぶりだね。」 遊 「そういや、そうだな」 ドラえもん 「のび太君のパパとママが食中毒で入院しちゃった時だね」 遊 「それで、俺の家にお前らを泊めたんだったな」 のび太 「遊君の家大きかったなぁ」 遊 「それで……あんな事があったんだよな……」 三人の顔が暗くなった。 のび太 「でも、あれがあったから僕達は仲良くなったんだよ」 遊 「………そうだな」 ドラえもん 「よし、もう寝よう。」 ドラえもんが部屋の電気を消した。 三人 「おやすみ」 三人は眠りについた。 朝になった。 遊 「ふあーあ、よく寝た……」 周りを見渡すとドラえもんの姿がなく、のび太は爆睡していた。 遊 「ドラえもんのやつ……何処に行ったんだ?」 ベッドから降りて 遊 「とりあえず飯でも食うか……」 食事をしに一階へ降りた。 食事やルームサービスは全てただで食事は一階にある機械で注文すればすぐに食べられる。 オムライスを注文し、テーブルで食べてると ドラえもん 「あっ、遊君おはよう」 遊 「ああ」 ドラえもん 「のび太君は?」 遊 「まだ寝てる」 ハァとドラえもんはため息をつき ドラえもん 「じゃあ、先に渡しておくよ」 ドラえもんは遊に腕時計みたいな物で万能アイテムのポケッチを渡した。 遊 「おっ、サンキュー」 ドラえもん 「さっきクイズやっててね三人分もらってきたんだ。」 遊 「ありがとな」 ドラえもん 「それじゃ、僕はのび太君を起こしてくるよ。」 遊 「ああ、後でな」 ドラえもんは部屋へ向かった。 遊 「さて、俺もそろそろ行くか。」 遊は飯を食べ終えポケモンセンターをあとにした。 遊 「いくぞ!!凍える風!!」 遊はグレイシアと共にレベル上げをしていると。 「助けてくれぇ~!!」 どこからか助けを呼ぶ声が聞こえてきた。 遊 「!?、こっちだ!」 遊は声が聞こえた方へ向かうと おじいさんが変な服を来た男に絡まれていた。 遊 「どうしたんですか!?」 おじいさん 「こいつがワシのポケモンをよこせと言うんじゃ」 変な男 「おじいさん、人聞きの悪い事を言わないでもらいたい、我々ギンガ団の作戦の為にそちらのポケモンを寄付していただきたいと言っているのです。」 遊 「ギンガ団!?そうか……こいつがギンガ団……」 ギンガ団 「少年、大人の話に首を突っ込むのは感心しませんね。」 遊 「悪いが、お前らみたいな連中は嫌いでね それに、嫌がってるじいさんから無理やり奪うのは恥ずかしくないのか?」 ギンガ団 「全てはギンガ団の為……邪魔をするなら……子供だろうと容赦しませんよ?」 遊 「面白い、かかってこい!!」 ギンガ団 「ニャルマー!!」 遊 「グレイシア!!」 グレイシアとニャルマーが睨み合う 遊 (これは……激し戦いになりそうだな……) 遊 「いくぞ!!凍える風!!」 グレイシアが起こす冷気の風により ニャルマーは倒れた。 遊 「えっ!?弱っ!!」 ギンガ団 「覚えてろぉぉ」 雑魚が言うおきまりの台詞を吐き捨てギンガ団のしたっぱは逃げていった。 遊 「何だったんだ…あいつ。」 遊は逃げていくギンガ団をぽかんとした顔で見ていた。 遊 「まっ、いっかじいさん大丈夫か?」 おじいさん 「ありがとう少年よ……お礼はできんが……」 おじいさんは大事に抱えていたモンスターボールを差し出した。 おじいさん 「こいつを受け取ってくれんか?」 遊 「いや……大事なポケモンなんだろ?」 おじいさん 「ワシみたいな老いぼれといるよりはこいつも喜ぶわい、それにまたあの連中に狙われて奪われたらこいつはもっと嫌な目にあってしまう……頼む!!」 遊 「じいさん……わかったよ」 遊はおじいさんからモンスターボールをもらった。 遊 「………こいつは!!」 遊 (御三家ってそういう意味かよ!!) ボールのポケモンを見て遊は驚愕した。 遊 「……まあいい、これからよろしくな ヒノアラシ」 現在の状況 遊 グレイシア14LV ヒノアラシ10LV 現在ドラえもん、のび太と行動中 のび太 手持ち不明 遊、ドラえもんも行動中 ドラえもん 手持ち不明 遊、のび太と行動中 他、不明 次へ
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前へ ジャイアンとスネ夫はハギ老人の小屋に向かっている。 途中サン・トウカで木の実を貰っていこうとしたが、なぜか閉店していて店にも入れなかった。 トウカの森でジャイアンはナマケロをゲットし、ようやく二匹目の仲間を得た。 「ぷっ、こいつのび太みたいだぜ!」 「そうだねジャイアン、じゃあ「のびた」って名付けようよ」 話を合わせながらスネ夫は自分のポケモンを確認した。 ジュプトルにキャモメ、そしてツチニン。 『ツチニンさえ進化すれば……』 力押しのジャイアンは技の相性を覚えきっていない。 ヌケニン一匹で完封できるだろう。 『今に見ていろ、馬鹿ゴリラ!』 のび太は今まで走り込んだ成果を確認するために育て屋にいた。 「メノクラゲは12、ゴクリンは13レベル上がってるね」 「やった!すごいや!」 その時ののび太は重大な事に気付いていなかった。 トボトボと育て屋を後にするのび太。 「引き取り料、二匹で2700円だって……」 当然のび太にそんな持ち合わせもなく、引き取りできないまま店を出てきたのだ。 「ん?これからもボクが歩く毎に引き取り料が増えていくってこと?そりゃないよ~」 この歳で借金苦に襲われるとは、つくづく運のない男である。 キンセツシティでのび太がただ空を見上げていた。 「これからどうしよう……」 ふとキンセツジムを見ると、入り口に一人の少年が立っている。 えらく身なりがいいところを見ると、スネ夫みたいな金持ちの坊っちゃんなんだろう。 『今のボクとは雲泥の差だな』 そう思いながら見ているとその少年と目が合う。 「こんにちは」 「こ、こんにちは…」 その少年はミツルと名乗った。 「何かお困りのようですが、どうしたんですか?」 「それがね…」 のび太はミツルに今までの経緯を話しだした。 「つまり、川で溺れて毒ガスで気絶して、挙げ句の果てに金欠で自分のポケモンを引き取れないって事ですか。んぶ、ぶふふ…」 ミツルの口は閉じているが、口の端から息がピューピューと漏れている。 笑いを誤魔化すのに必死なのだろう。 「ぷぷぷ、の、のび太くん…だっけ。育て屋の代金、立て替えてあげるよ…ぶははは!」 ついに声を上げて笑いだすミツルにのび太はすがりつく。 「助けてくれるの!ありがとう、本当にありがとう!」 涙と鼻水混じりののび太の顔を見て、ミツルは笑いが止まらなかった。 育て屋から出て、何度も何度も礼を言いながら去っていくのび太を見て、ミツルはつぶやいた。 「ポケモントレーナーにもこんな底辺があるのか。ああはならないように僕も頑張らないと……」 結果的にキンセツジム挑戦を断念したミツルだった。 ムロタウン。 ジャイアンとスネ夫は石の洞窟でフラッシュの秘伝マシンをもらうと、その場でポケモンの育成をしていた。 ムロジムのトウキが持つマクノシタはレベル19。 最低でもそれは超えておこうという計画である。 まだフラッシュは使えないが、暗闇の中でもハシゴの近くでウロウロしていればとりあえず野生ポケモンとの遭遇は可能だ。 「おーいスネ夫、ココドラをゲットしたぜ!」 「ジャイアン、ボクもズバットを手に入れたよ!」 暗い洞窟内、二人は互いの成果を声で確認していた。 「ココドラはボスゴドラに進化するんだよな、ボスって響きが俺様らしくていいぜ!」 「そうだねジャイアン!」 そう声をかけたスネ夫、しかし頭の中はまったく別のことを考えていた。 『ジャイアンのすぐ後ろではボクのツチニンが潜んでいる。これでダブルバトル扱いになってツチニンも成長するよ』 馬鹿なジャイアンは本来の半分の経験値で満足しているに違いない。 『今のうちにボクはズバットを育成させてもらうよ。ボスゴドラなんか怪しい光で簡単に無力化できるさ』 スネ夫の下剋上計画も順調に進んでいた。 一通り鍛練を終えたジャイアンとスネ夫はムロジムに戻ってきた。 「まずはジャイアンの番だよ」 「スーネー夫ー」 「な、なんだいジャイアン?」 ジャイアンがこういう声色になるとき、次にくる言葉は大体決まっている。 「スネ夫、お前のキャモメ寄越せよ」 「えええええええ!」 「なんだよ、俺のいうことが聞けないってのか!」 こうなってしまってはもうどうにもならない。 スネ夫は諦めてジャイアンのナマケロ(のびた)とキャモメを交換した。 『肉ダルマめ、この恨み晴らさでおくべきか…』 ジムリーダーのトウキとの戦いはジャイアンの快勝だった。 キャモメの翼で打つ攻撃は次々とクリーンヒットし、相手の攻撃は猫だまし程度しか当たらなかった。 スネ夫は決め手にかけた手持ちポケモンだったが、ジャイアンのジム戦でこっそり出しておいたズバットが超音波で捨て身の活躍。 おかげでジュプトルVSマクノシタのタイマンに持ち込み、何とか勝利したのだった。 「はははっ、だらしねーなスネ夫!」 「そ、そうだね…ははは…」 ジャイアンの笑いを背に受けながら必死で唇を噛むスネ夫だった。 カナズミシティ 「なんだろう?」 「あっちのほうが騒がしいわね」 ドラえもんとしずかが野次馬を掻き分けていった先には、小さなトンネルがあった。 どうやらトンネル内で立てこもり事件が発生しているらしい。 「ドラちゃん、助けてあげましょうよ」 優しいしずかの願いを断ることもできず、ドラえもんはカナシダトンネルの中に入った。 「このポケモンがどうなってもいいってのか!」 なにやら人相の悪い男が奥で騒いでいる。 手前にいる男は被害者のようだ。 しずかと被害者が目をひきつけている間に、ドラえもんは石ころぼうしをかぶってこっそり近づく。 『いまだ!』 手元から人質、もといポケ質を奪回するとしずかが反応してキルリアを繰り出した。 「ねんりき!」 悪人の体が浮かび上がり、そのまま地面に叩きつけられた。 「痛っ!……畜生、アクア団に逆らったこといつか後悔させてやる!」 悪党は捨て台詞を吐くとすごすごと退散する。 「アクア団?ネーミングセンス悪いなぁ」 ドラえもんは石ころぼうしを脱ぐと、捕まっていたキャモメを保護した。 「いやぁ、ありがとうございます。おかげで荷物も無事でした」 被害者の男はドラえもんとしずかに礼をしたいと言いだした。 「けどのび太くんを探さなきゃ……」 「人探しですか、じゃあいいものを差し上げますよ。ささっ、早く早く」 男は二人をカナズミの大きなビルに連れてきた。 「社長がお待ちです、行きましょう」 一時間後。 デボンのビルから出てきた二人。 「なんだかんだで頼まれものをされちゃったね」 「ポケナビ貰ったし、仕方ないわよ」 ポケナビはこの地方のマップを搭載しており、トレーナー同士の通話も可能らしいのでのび太の情報を入手できるかもしれない。 「次はこのキャモメを持ち主に帰してあげましょう」 「トウカの森の手前の小屋のおじいさんのポケモンらしいよ」 キャモメの足には迷子札がついており、そこから住所が判明したのだ。 その小屋に向かうため、しずかとドラえもんはカナズミシティを後にした。 117番道路。 のび太は圧倒的な戦力で付近のトレーナーを撃破していた。 手持ちのポケモンはメノクラゲLV26、ゴクリンLV24。 道行くトレーナーはのび太と視線を合わせないように歩いている。 「ついに、ついにボクの時代が来たんだ!」 二匹の進化も間近、のび太はすっかり浮かれていた。 注:鬼畜出木杉 「こんにちは、ジム戦をしたいんですけど」 カナズミジムにひとりの少年がやってきた。 「ようこそカナズミジムへ。」 ツツジは挑戦者を出迎えた。 理知的な感じの整った顔立ちをした少年だ。 『美少年、ですね』 ツツジは素直にその容姿を誉め讃えた。 少年が集中してバトルを行ないたいというので、審判も締め出したセルフジャッジ制でのバトルとなった。 「よろしくお願いしますね」 ツツジの礼儀正しい挨拶を聞いて、少年はピクリと体を震わせた。 『緊張しているのかしら、うふふ』 ツツジは初々しいトレーナーを見て思わず微笑む。 「イシツブテで行きますわ!」 ツツジのモンスターボールから現われたイシツブテを見て、少年の様子が変わった。 「イシツブテ、イシツブテですか…くくくっ」 少年がモンスターボールを投げる。 そこから現われたものは…… 「バ、バシャーモ!」 ツツジは驚愕した。 新人の登龍門であるカナズミジムの挑戦者が使うようなレベルのポケモンではない。 「バシャーモ、にどげりだ!」 バシャーモのキックを受けたイシツブテは一撃で瀕死になってしまう。 注:鬼畜出木杉 「こんな、こんな戦いって……」 ツツジのポケモンの攻撃はほとんど通じない。 イシツブテやノズパズなど二度蹴りだけで倒せるはずなのにわざわざつつく攻撃でいたぶっている。 そして体力をギリギリまで削った上で二度蹴りで止めを刺しているのだ。 「もう、もうやめて!」 ツツジの叫びも虚しく、ノズパズも二度蹴りを受け吹き飛ばされた。 「ノズパズ…いやぁぁぁっ!」 瀕死のポケモンに駆け寄ろうとするツツジをバシャーモが小脇に抱える。 「な、何を!離してっ!」 いつの間にかそばにやってきた少年が口を開く。 「お前のその振る舞い……あの女を思い出すんだよ」 小脇に抱えられて動けないツツジのスカートを捲り上げ、ピンクの可愛らしいショーツがあらわにされる。 少年はその尻に思いっきり平手を叩きつけた。 「お仕置きだ、お仕置きだ、お仕置きだっ!」 「痛いッ、痛いいっ!」 破裂音とツツジの悲鳴が交互にこだまする。 すっかり赤くなった尻を見て、少年がツツジに声をかける。 「ふふ…僕の精通がまだ来てなくてよかったな。何をされても妊娠はしないぞ…」 「や、やめてーーーーっ!」 少年…出木杉はゆっくりとツツジのショーツをずり下ろした。 その日からツツジの姿を見たものはいない。 110番道路。 のび太は今日も近場のトレーナーを倒して金を稼いでいた。 今日3人目のバトルに勝利し勝利報酬を受け取るのび太。 「あー、ジャイアンの気持ちが分かるような気がするよ」 「ほー、俺の気持ちが分かるってのか」 「そうそう、分かる分かる……ん?」 後ろを見ると、今話題にしたばかりの忌々しい少年が子分を連れて立っていた。 しかしのび太にとってはやっと出会えた知り合いだ。 思わず涙が込み上げてくる。 「ジャイアーン、逢いたかったよぉ~~」 しかしそんなのび太を待っていたのは手荒い返礼だった。 「気持ち悪いな、コイツっ!」 ジャイアンに胸ぐらを捕まれるのび太。 「な、なにするんだよ!」 「のび太、さっきのポケモンバトルで使ってたゴクリンをスネ夫に譲ってやってくれよ……」 この世界でもコレか。 この暴力男はどこでもこんな横柄な態度なのか。 しかし、今ののび太には力がある。ポケモンという力が…… 「そんなに欲しいならポケモンバトルだ!」 数分後。 「じゃあな、のび太」 その場に残されたのはボロ雑巾となったのび太とナマケロのボール。 ポケモンに力はあってものび太自身は無力、結局力ずくで奪われてしまったのだ。 ドラえもんとしずかはハギ老人の船でムロタウンへ向かっていた。 心地よい潮風に揺られて気持ちがいい。 「しずかちゃん、届けものが終わったらカナズミに帰ろう」 ドラえもんの意見にしずかも同意する。 のび太がこっちに来ていないことは確実だからだ。 リリリリリリ… 「あら、エントリーコールね」 しずかのポケナビから声が聞こえる。 『さっきはありがとう、マキです』 カナズミの前にいたミニスカートのマキだ。 『キンセツシティでまたジョギングマンが出たんだって。眼鏡をかけた頼りない少年らしいよ』 ドラえもんとしずかは顔を見合わせる。 「まさか、のび太くん?」 「けど…キンセツシティってとても遠いわよ。人違いじゃないかしら」 しかしドラえもんには直感で分かっていた。 自分達には思いもつかないトラブルで彼はそこにいるのだと。 「とにかく、ムロタウンに着いたら連絡を取ってみよう」 117番道路。 のび太は再びジョギングを始めていた。 現状、メノクラゲだけではどうにもならない。 「だからナマケロも育てるんだ……ボクの足で!」 「くらえ、マッドショット」 ヌマクローが泥を吐き出し、ラクライに直撃する。 「むう、強いのう……」 相手の老人・テッセンは感心するようにうなずいた。 ジャイアンはキンセツシティでジム戦をしている。 ジャイアンのヌマクローは水タイプだけでなく地面タイプも所持している。 事前にマヒなおしも買っておいたので、ヌマクロー一体でも十分勝てる試合だろう。 「いやぁ、参った参った。完敗じゃ」 ジャイアンがジム戦を終え、テッセンからバッジをもらっている時にスネ夫が現われた。 「ジャイアン、岩砕きの秘伝マシン貰ってきたよ!」 「おう、お使いご苦労!」 ジャイアンはスネ夫をパシリに使ったつもりだろうが、スネ夫がそれだけの為に動いたはずはない。 ジャイアンがジム戦に没頭している間に、近場でゲットしたタネボーを育て屋に預けた。 そして金持ちであることをいいことにカジノでコインを大量買いし、影分身・冷凍ビーム・火炎放射の技マシンを入手したのだ。 影分身はすでにザバットに使用している。 『ノータリンめ、お山の大将を気取ってるんだなww』 ひたすら走り続けているのび太。 キンセツジムの前を通ると、ちょうどジム戦を終えたジャイアンやスネ夫と鉢合わせする。 「よーうのび太、何必死な顔して走ってるんだよ」 「そうそう、のび太らしくないぞ」 ジャイアンとスネ夫が冷やかす。 「う、うるさい!走ってちゃいけないのかよ!」 のび太も言い返すが、ジャイアンとスネ夫はニヤニヤと笑ったままだ。 「何がおかしいんだ!」 「だって、なぁ」 「そうだよね」 要領を得ないジャイアン達の反応に憮然としたのび太はプイとそっぽを向いて117番道路に行ってしまった。 「あははははは!」 「アイツ馬鹿だ!」 ジャイアン達は自転車に乗りながら笑っていた。 そう、のび太は自転車が貰えることを知らない。 馬鹿笑いしながら自転車を漕ぐジャイアンを尻目に、スネ夫は考えをめぐらせる。 『のび太のやつ、あれは育て屋に何か預けてるな。気を付けないと……』 のび太がナマケロに秘められた真の力…ケッキングまで進化させたらかなりの強敵になる。 スネ夫はジャイアンの命令でポケモンを交換したことを軽く後悔した。 『まったく、いらないことばかりしやがって。死ね!死ね!』 一日中走り続け、へとへとになったのび太はキンセツシティのポケモンセンターに辿り着く。 ここ数日世話になりっぱなしだったが、今日はいつもと少し違っていた。 「トレーナーのノビタさんですね。ユニオンルームでお友達がお待ちですよ」 「ユニオンルーム?」 よく分からないが、係員に言われるままに二階に案内される。 部屋のなかに通されると、そこにはなんとドラえもんとしずかがいた。 「のび太くん!」 「のび太さん!」 「あ、ああ、あ……」 のび太の目から涙があふれる。 「しずちゃん、ドラえもん!」 思わず飛び付いたが、ドラえもんの体をつかめずに手がすり抜ける。 「あ、あれ?」 「ここはユニオンルームといって、遠くの人とお話したりする部屋なんだ」 ドラえもんがのび太にも分かるように説明する。 「私たちは今ムロタウンにいるの。そっちに着くにはもう少しかかるから待っててね、のび太さん」 「わ、わかったよしずちゃん!早く来てね!」 ユニオンルームの接続が切られ、部屋にはのび太だけになった。 「とりあえず助かった……」 ドラえもんたちが助けにきてくれる! 今日は久々によく眠れそうだ。 カナシダトンネルで怪力の技マシンを回収したジャイアン達は煙突山経由でフエンタウンに向かう途中だった。 「よし、次はフエンタウンだな!」 「ジャイアンの力なら簡単にバッジ貰えるよ。」 ジャイアンに話を合わせていたスネ夫だったが、内心はかなり焦っていた。 フエンタウンのジムリーダー・アスナは炎ポケモンの使い手、スネ夫の主力であるジュプトルでは分が悪い。 『キャモメはあの馬鹿に取られちゃったし、ゴクリンじゃ力不足。ツチニンはジャイアンに見せるわけにはいかない……』 スネ夫の計画はジャイアンの傲慢なやり方のせいで微妙に狂いが生じていた。 煙突山山頂。 「なな、なんだこいつら!」 山頂には怪しげな赤服の一団が陣取っていた。 「ジャイアン、こいつらマグマ団だよ!」 その時、スネ夫の脳裏にある考えが閃いた。 「ジャイアン、こいつらやっつけて経験稼ぎしようよ!」 スネ夫の提案にジャイアンも同意する。 「よし、二人であいつらやっつけてやろうぜ!」 ジャイアンとスネ夫はこちらを威嚇しているマグマ団に向けモンスターボールを放った。 「このガキ、我々マグマ団に逆らおうというのか!」 マグマ団員達はポチエナとズバットを出して構える。 ジャイアンのボールからはヌマクローが現れ、スネ夫はズバットを繰り出した。 「よしヌマクロー、水鉄砲だ!」 「戻れ、ズバット!」 スネ夫はいきなりズバットを戻してしまう。 ジャイアンの怒声が響く。 「なにやってんだスネ夫!」 「ご、ごめんジャイアン!出ろ、ゴクリン!」 スネ夫は変わりにゴクリンを出した。 『こうやってポケモンを入れ替えれば両方育成できる。バカゴリラには1/3しか経験値が入らないぞ』 スネ夫は全対戦で何かと言い訳を付けつつポケモンを入れ替え、ついにズバットとゴクリンを進化させるまでに育成してしまった。 さすがのジャイアンも実質2対1の戦闘を強いられ、ヌマクローもキャモメも消耗しきっている。 「はぁはぁ、こいつら手強いぜ…」 「ジャイアン、後はボクに任せて。敵のリーダーはボク一人で戦うよ!」 「すまねぇスネ夫、恩に着るぜ」 ジャイアンは馬鹿正直に感謝の言葉を述べている。 『くくく、今までご苦労さん。マツブサの進化ポケは経験値たくさん持ってるからボクがいただくよ』 スネ夫はジャイアンに背を向けほくそ笑んだ。 スネ夫とマツブサの戦いはスネ夫が終始優勢だった。 攻撃力に欠けるスネ夫のパーティーだったが、ズバットをLV26まで上げてから進化させていたのが功を奏した。 「ゴルバット、あやしいひかりだ!」 怪しい光、そしてカジノで入手した影分身のおかげでターン数はかかったが勝利することができた。 「マグマ団のやつら、ジャイアンに恐れをなして逃げ帰ったよ」 スネ夫がジャイアンのもとに向かうと、ジャイアンは何か言いたそうな顔をしてこちらを睨んでいる。 『やばい、調子に乗りすぎたか!』 経験値のことはジャイアンは気付いてないだろう。 しかし目の前でスネ夫のポケモンが2体も進化したのだ。 それを黙って見ているジャイアンではないだろう。 「じ、ジャイアン!敵の親玉がこんなの持ってたよ!」 スネ夫はポケットから技マシンを取り出した。 「活躍したのはジャイアンだからジャイアンにあげるよ!」 「お、おう。当然だ!俺の活躍だからな!」 ジャイアンは笑いながらスネ夫から技マシンを奪い取る。 『ぷぷぷ、それはカイナで入手していたいちゃもんと秘密の力。どうせ使わないもんね』 得意げに技マシンを見ているジャイアンを心で嘲り笑うスネ夫だった。 ムロジム。 ドラえもんとしずかは一刻も早くのび太に会いに行きたかったが、デボンの社長からの頼まれ事を先に済ませることにした。 まずはフラッシュの技マシンを使えるようにするためにジムバッジを手に入れなければならない。 しずかのジム戦は楽勝であった。 キルリアの念力はトウキのワンリキー、アサナン、マクノシタさえも一撃で戦闘不能にする。 「さすがにキルリア相手では勝てないな。さあ、バッジは君のものだ!」 「ありがとうございます!」 しずかがバッジを受け取り、次はドラえもんの番だ。 「よーし、がんばるぞ!」 戦いは一方的だった。 格闘のエキスパートであるトウキのポケモン相手にドラえもんは蹴られ、殴られ、そして敗北した。 その日の夜。 「ご、ごめん、しずかちゃん……」 「よく頑張ったわ、ドラちゃん。今日はゆっくり寝ててね」 ポケモンセンターで治療を受けるドラえもんを残し、しずかは一人石の洞窟に向かう。 その手にはドラえもんのモンスターボールが握られていた。 「もうドラちゃんのあんな姿見てられない。私がドラちゃんのポケモンを鍛えるわ!」 次へ
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7ページ目 のび太ママ「そうですか。分かりました」ガチャ ドラえもん「誰から電話?」 のび太ママ「警察よ。パパが行方不明だって」 ドラえもん「のび太くんは?」 のび太ママ「のび太は家にいる。のび太が通報したんだって」 ドラえもん「自分で通報することにより容疑から逃げる気か?」 のび太ママ「わからないわ。とりあえず動かない方がいいわね」 ドラえもん「そうだね。」 プルルルル のび太ママ「はい、野比です」 のび太「ママ?僕だよのび太」 のび太ママ「のび太!?どうしてここが」 のび太「パパを食べたら何となく分かったんだ。パパの細胞が教えてくれた」 のび太ママ「そ、そんな」 のび太「今から行くね」ガチャ。プープー のび太ママ「くる!のび太がくる!」 ドラえもん「くそっ!逃げる?」 のび太ママ「えぇ!今すぐ!」 ドラえもん「いや、待てよ?あえてここにいよう!」 のび太ママ「え?」 ドラえもん「石ころぼうしを被っておけば大丈夫!」 のび太ママ「なるほど!あえてここにいることでのび太を撹乱できる!」 ドラえもん「早く被って!」 どんどんどん!! のび太「入るよー?」 次へ トップへ
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難易度表/むずかしい/ドラえもん音頭 4じゃなかったの? - 2011-01-23 14 18 13 そのドラえもん温度じゃない。 - 2011-01-23 14 18 37 1にしては無ズすぎー - 2011-01-23 14 18 56
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ドラえもんの提案によって森の火事は鎮火されたが、その隙に鬼五郎に逃げられてしまう。 のび太はパカポコに乗って鬼五郎を追いかけるが、狙撃で怯んでしまう。 鬼五郎「やい小僧! 俺と勝負だ。出てこい!」 のび太「うっ……」 鬼五郎「やい! 隠れてたって無駄だぞ。そこだ!」 拳銃を打つとそれは草の集合体だった。 鬼五郎「な、なんだありゃ?」 森の植物たちがのび太のふりをして鬼五郎を翻弄しているのだ。 鬼五郎「こっちだ! やい、本当の小僧はどこだ?」 のび太「森の植物たちが、僕を助けてくれてるんだ。鬼五郎!!」 鬼五郎「小僧!」 のび太は「命のねじ」を踏んで転ぶが、「フワフワ銃」を発射。 鬼五郎は膨らんで浮いてしまう。 鬼五郎「うわああーっ!」 のび太「やった……」 その後、鬼五郎はのび太に持たれていた。 鬼五郎「おーい、助けてくれよ。もう逃げ隠れしないから……」 ジャイアン「本当のび太、射撃は名人だな」 のび太「いやあ、それほどでも……」 ピーブ「いろいろとありがとうございました……」 のび太「ドラえもん。鬼五郎たち、このまま地球に返すわけにはいかないね……」 ドラえもん「だから、『たまご逆転装置』で元に戻ってもらうのさ」 しずか「あっ!」 その後、「たまご逆転装置」が鬼五郎を元に戻していた。 ドラえもん「これで元の1人になっているはずだ……」 ふたが開くと、鬼五郎は黒子となっていた。 ホクロ「俺、なんか生まれ変わったような気分がする。本当に、みんなに迷惑かけた…… ごめんね」 しずか「ホクロさんになったのね……」 ホクロ「俺、地球に戻って自首するよ……」 しずか「ホクロさん」 ドラえもん「『どこでもドア』!」 ホクロ「じゃあみんな、元気でな。さよなら」 ホクロは「どこでもドア」をくぐって地球に戻った。 のび太「さぁ次はねじまきシティを元に戻そう!」 ドラえもん「のび太くん。もうこの星はピーブたちに任せたほうが良さそうだよ。それより時々みんなで遊びにこよう……」 のび太「うん、そうだね」 しずか「ピーブ、プピー、頑張ってね。必ずまた遊びに来るわ」 ピーブ「しずかさんもお元気で!」 ジャイアン「弟ティラ、兄ちゃんははるか地球よりお前の幸せを願っている……」 スネ夫「ジャイアン、オーバーなんだから」 のび太「パカポコ、元気でね……」 しずか「さようなら!」 スネ夫「また来るね」 ジャイアン「さようなら!!」 のび太「きっとまた会いに来るよ」 ドラえもん「じゃあみんな、元気でね!」 ドラえもんたちは「どこでもドア」で地球に帰って行った。 (終)
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ドラえもんの秘密道具 空気砲 ロベルタとアレクサンド・アンデルセンに支給された。 拳を覆う筒状の大砲で片手に装着する。本編でも多用される武装。 装着者の「ドカン」という言葉に反応して圧縮空気の衝撃波を放つ。 このロワでは直撃して大ハンマー並の威力。 ひらりマント 銭形警部に支給された。 闘牛士の持つ赤いマントのような形状。本編でも多用される防護道具。 これを向かってくる対象に振りかざすと対象を跳ね返す事が可能で、物体だけでなく光線など 不定形なものも跳ね返す事が可能。 スモールライト 野原みさえに支給された。 懐中電灯型。本編でも多用される。動力は普通の乾電池。 スイッチを入れると発光し、その光を物体に当てると一定期間その物体を小さくできる。 小さくしたものにもう一度光線を当てると元の大きさに戻すことができる。 このロワでは通常の1/10までしか小さく出来ない。 ぬけ穴ライト レヴィに支給された。 懐中電灯型。光を当てた壁や床などに穴を掘ったかのような、ぬけ穴を作ることが出来る。 描写的には光の届く距離は短い上、一瞬で穴が出来るのではなく穴が開いてゆく感じの様だ。 このロワでは十数分でぬけ穴は復元され、中にあるものは外に押し出される。 タヌ機 長門有希に支給された。 タヌキを模した眼鏡と尻尾のセット。 これを身につけると、眼鏡のツルがアンテナとなって自分の脳波が送信され、 タヌキが人を化かすかのように他の人に思いのままの幻覚を見せることができる。 このロワでは一度使うと放送が来るまでは再使用できない。 グルメテーブルかけ 高町なのはに支給。 テーブルクロス風の形状。これを広げ、食べたい料理をリクエストすると出してくれる。 味は絶品で、名前さえ分かっていればどんな料理でも出す事ができる。 このロワでは使用回数に限度がある。 テキオー灯 平賀=キートン・太一に支給された。 懐中電灯型。光を体に浴びることで24時間の間、どんな環境でも活動できるようになる。 高水圧の深海だろうと、宇宙空間だろうと、特別な装備なしでも地上と全く変わりなく活動できる。 酸素のない所でも呼吸ができ、潜水服も宇宙服も必要とせず、暗い深海でも昼間のように明るく見える。 このロワでは一人一回までしか効果を受ける事が出来ない。 もぐらてぶくろ ルイズに支給された。 モグラの手のような形の手袋。モグラのように土を自在に掘ることができるようになる。 デンコーセッカ 獅堂光に支給された。 瓶入りの薬剤(このロワではビン入りの液体)。 服用すると一定時間、電光石火の速さで動き回ることができる薬。 どんな病気にも効く薬 タバサに支給された。 試験管状容器入りの錠剤。どんな病気にも効果があるが、100%治癒の可能性があるわけではない。 時限バカ弾 アルルゥに支給された。 小さなボタンのような形状。対象にタイマーをセットして取り付ける。 時間が来て作動すると破裂して、対象にわずかの時間だがバカ行為(奇声を上げて踊るなど)を させる。また対称は人だけでなく、ロボットでも良い。 みせかけミサイル 八神太一に支給された。 小型のミサイル。強烈な閃光と爆音で相手を威嚇する。 効果は名前の如く単なるこけおどしであり、殺傷能力は一切ない。 糸無し糸電話 石川五ェ門に支給された。 紙コップのような形状の糸の無い糸電話のセット。トランシーバーのようなもの。 特殊な使い方に、これを転がすともう一方のある場所へ向かって転がり誘導してくれる。 石ころ帽子 朝比奈みくるに支給された。 帽子。姿は見えるものの周りから一切認識されなくなる(無視される)。破れると効果を失う。 認識されない為、逆に車に跳ねられる等の危険に巻き込まれることもある。 このロワでは、音を出してそれが他人に聞かれたら効力を失う。 転ばし屋 ロックに支給された。 卵型の人形。サングラスに黒いソフト帽・黒背広の人物(暗殺者)を模した小型ロボット。 背中に硬貨を入れる穴があり、10円を入れターゲットを指名すると確実に相手を襲い、 拳銃状の武器で何らかの力を使って(発射されると「ダギュン」と音がする)3回転倒させる。 小さいながら怪力で頑丈。100円入れるとキャンセルが可能で狙われた側からもキャンセルできる。 依頼人ではなく、別の人間が名前を言ってもその名前の人物がターゲットと誤認する。 チャンバラ刀と専用のり 平賀才人に支給された。 玩具みたいな刀。この刀で人を切ると、スッパリ切断されるのだが、切断面は綺麗で血も出ない。 痛みもなく死んだりするわけではなく、専用の糊を使うと元通りにくっつけることができる未来の玩具。 このロワでは首を切断すると死亡するようになっている。 瞬間乾燥ドライヤー 衛宮士郎に支給された。 ドライヤー。汚れた物や濡れた物を瞬時にきれいに乾かすことができる。 けんかてぶくろ トウカに支給された。 ボクシンググローブの形をした手袋。着けるとつけた自分自身と喧嘩する(自分を殴る)。 本編では未来ののび太が過去ののび太をこれでボコボコにしている(相手も自分のためOK) わすれろ草 トウカに支給された。 花。この花の匂いを嗅ぐと、その時に考えたり思っていたりした事を一定時間忘れてしまう。 道具を使用する本人が効果や使用するのを忘れてしまうのが欠点。 マイクロ補聴器 八神はやてに支給された。 耳に差し込んで使用するイヤフォン型の小型補聴器。小さな声や音でも聞き取れる。 たずね人ステッキ エルルゥに支給された。 人や物を探しているとき、このステッキを地面に突き立てて手を放すと、目当ての人や物の方向に倒れる。 しかし、その的中率は70パーセント。 三時間につき一回のみ使用することができ、一度使用した相手には使えない。 ちなみに死体にも有効。 透明マント カルラの支給品。 頭からこのマントを被ると、姿を消すことができる。 布の生地自体が透明であり、かなり破れやすい。 子供一人がすっぽりと収まるサイズ。複数の人間や、大人の男性では全身を覆うことできない。 強力うちわ「風神」 ジャイアンに支給された。 空気抵抗がとても大きいうちわで、ひと仰ぎで大きな風を起こす事ができる。 このロワでは、その力は制限されており、ローゼンメイデンのドールを吹き飛ばす程度。 お天気ボックス(晴れ、雨、曇りのカード) 龍咲海の支給品の一つ。 天気の絵柄のカードを入れると、好みの天気を作り出すことができる。 制限によって、使用したエリアに四時間しか効果がなく、晴れと雨と曇のカードしか付属していない。 ターザンロープ グリフィスに支給された。 空中を自在に渡って移動することができるロープ。 着せ替えカメラ 涼宮ハルヒに支給された秘密道具の一つ。 気に入ったデザインの服を着せたい人にすぐ着せられるカメラ。 デザイン画をカメラに入れ、ファインダーを覗きながら位置を合わせ、シャッターを切る。 すると、分子分解装置が服を作っている分子をバラバラにし、定着装置(分子再合成装置)がそれを組み立て、別の服にする。 絵や写真を入れないでシャッターを押すと、衣服を分解するだけで再構成しないので、裸になってしまう。 このロワでは以下のような制限がかかっている。 基本的に『服』にのみ有効。武器、支給品(もぐらてぶくろ、北高の制服、バニーガールスーツ等)、 その他特殊な兵装(のび太の眼鏡、セイバー、シグナム等の甲冑、フェイト等のバリアジャケット、スクライド勢のアルター、タチコマのボディ等) には効果なし。 カメラにデザイン画を入れないでシャッターを切ると、相手の服は『一時的に』消失する。 (服の分子を分解した状態で留まるので、裸の状態でも再びデザイン画を入れて着せ替えさせることは可能) 服自体の素材は変わらない。 例えば、綿で出来た服を分解して鎧みたいなデザインのものに着せ替えても、素材はやっぱり綿なので強度は変わらない。 着せ替えさせるにはピントを合わせる必要があるため、動いている相手に使う場合は必然的に難しくなる。 また、デザイン画が入った状態でシャッターを切り、着せ替えに失敗した場合は回数にカウントされない。 技術手袋 トグサに支給された。 指先が色々な工具に変化し、どんな工作でもできる。 首輪解除のキーアイテム? このロワでは以下のような制限がかかっている。 機械にのみ有効。修理については、攻殻勢やドラえもんにも有効。ドールには無効。 死亡が確定している場合は、修理不能と見なされ技術手袋が反応しない(その場合回数は減らない)。 また、参加者の修理は度合いにもよるが、通常に比べてかなりの時間がかかる。 銃器など構造が簡単なものの修理は容易だが、秘密道具などの構造が複雑なものの修理には時間が掛かる(30分~1時間くらい) 改造は可能だが、かなりの時間が必要(1時間~3時間程度。より複雑なものに改造する場合はさらに膨大化) タケコプター フェイトに支給された、読者待望の支給品。 外見は竹とんぼに似ているが、体につけて空を飛ぶことが出来る道具。 体のどこに着けても良いらしいが、着け所を間違えると落下する。 時速80kmで8時間運転すると電池があがってしまう。 クローンリキッドごくう 頭髪のないぶりぶりざえもんに支給された。 髪にふりかけ、髪を抜くことで抜いた髪が小さい分身となる。 ただし分身は本人そのものなので強い味方になるとは限らない。 制限として一回につき十五人までしか出現しない。 五回分あるが一回使うと二時間待たない限り、いくらかけても効果がない。 分身の戦闘能力は本体の戦闘能力に応じて下がることがあり、分身が存在できる時間は30分。
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前へ ドラ「み…湖!!」 ドラえもんが森の奥で発見したのはシンジ湖でも、リッシ湖でも、エイチ湖でもない。 タウンマップに送りの泉と表示されるその水溜りは、現世と冥界の境目。 シンオウ地方に所在地も知られず存在し続けたそれは、他の湖同様に伝説のポケモンの根城となっている。 ドラ「何だ?何なんだここ!!?」 タウンマップと泉を交互に見つめながらドラえもんが何度もそう繰り返した。 送りの泉。見かけは澄んだ湖だが、その底に、まるで世間から隠すように無数の白骨死体を湛えていた。 ドラ「今までこんな所タウンマップに無かったぞ……気味が悪い!ペラップ出て来い!」 ペラップの、人の言葉を繰り返す能力を使い、ドラえもんはこの不気味な湖の存在をのび太に伝える伝言鳩を飛ばす。 ドラ「あそこに穴がある……」 霧の深い洞窟が湖の地下に広がっていた。 入り口付近の岩に『3本の柱を抜けてまどろむギラティナのもとへ。部屋の数が30を越える前に。』 そう彫ってあるが、動揺しているドラえもんがそれに気付くことは無い。 ドラえもんは部屋の四方にぽっかりと開いている形が全く同じ穴を不安そうに眺め、やがてその中の1つに足を踏み入れた。 今のところ何も起こらないがドラえもんは身構える。 太くて長い柱が天井を支えていた。 柱に数字が刻まれているのはドラえもんも気付いた。 1 1 意味が分からない。だが、これは開発者が課した易しい小学生向けの問題ということを考えると、 流石に未来の高性能ロボット、ドラえもんが一瞬でこの謎を解けなければまずい。 だがいくら考えても解けない。ヒントが少なすぎるのかとまた部屋を見渡し、目に付いた部屋にドラえもんは進んだ。 その後、ドラえもんは3つの部屋を通り抜け、その度に1つずつ増えていく柱の数字を確認した。 5つ目の部屋に辿り着いたドラえもんは何だか部屋の雰囲気が違うのを感じた。 最初の部屋に構造が似ている、真ん中に台座があり、周りに4つの穴という形だ。 台座の上に何かの姿を見たドラえもん。 近寄ると2本の柱と、その間に置かれた萎びた布が見つかった。 一応布をバッグにしまい、次の部屋に向かうべく柱に背を向ける。 何も恐ろしいことではなかったが、何故だか、ロトムが勝手にボールから出て柱に近寄っていた。 ドラ「そこには何も無いよ、早くこっちにおいでロトム。」 ロトムがドラえもんのほうを見るのと同時に頭上で声がした。 《ほう、何も無いか。確かに私は何も無いことの象徴かも知れぬ。》 体の奥まで浸透するような深い声。 ドラえもんは背筋か凍り、恐る恐る見上げると一対の真っ赤な目と幽霊船のような翼が見える。 柱が動き出した。声の主の足だったらしい。 《ドラえもんとやら、ロトムは預かっていく。いや、あの世に送らせてもらう。 森の洋館からこいつを連れ出してくれたことには感謝する。ここまでこいつを運ぶ仕事も良くやってくれたと思う。 だが、すまんな。パーティの……1つ開いた穴は埋めることが難しいだろう。 ここに生息するポケモンなら帰りに好きなだけ持って行くが良い。では参ろうロトム、永遠不滅の世界へ。》 ギラティナがそう言うとロトムの姿が霞み始めた。 ドラ「待て!!!お…お……お前!!ロトムを何処に連れて行くんだ!!?」 ギラティナは寛大な態度で答えた。 《こいつはトレーナーが死んでから長いこと寂しがっていた。そこで、お前を使ってここまで連れて来させた。 そして送ってやるのだ、お前らがあの世と呼ぶ……死後の世界へな。》 ドラえもんは猛り狂った。 ドラ「ロトム!死後の世界なんて行くな!!こいつの言うことなんか聞くな!!僕のボールに戻れ!!」 《無駄だ。こいつは可哀想な事に、自分を世話してくれたトレーナーのことしか頭に無い。 お前がいくら世話してやったとしてもこいつの決心は変わらない。 あ、何ならお前も送ってやらないこともないぞ。そんなにロトムと一緒にいたいのならな。》 ロトムの姿が消えかけている―― ドラ「ロトム!!君が生きなくてどうするんだ!!」 ギラティナがかすかに反応し、ロトムの姿がまた浮き上がった。 《こいつが生きる?たわけたことを。 こいつは死にたがっている、それはお前のような人間の形すらしていないトレーナーに止められるほど弱い感情ではない。》 ドラえもんは聞こえなかったかのように続けた。 ドラ「ロトム、君のトレーナー……君の家族が生きるんじゃない、君が生きるんだ!!この世に生を受けた以上 それを突き通せ!限界まで生きろ!!限界を超えても生きろ!!!……それが、亡くなった君の家族達のたった一つの願い。 死の向こうには何も無い。君の家族は死んだんだ。こっちにも向こうにもいやしない。」 ロトムは雷に撃たれた状態に相応しい表情をした。しかし、それ以上に驚いているのはギラティナだ。 《貴様ァッ!!!分かった口を利くな!!お前こそ死ぬがいい、死の向こうに無限に広がる世界を見て来るがいい!!!》 ギラティナの口から竜の息吹が発射された。 ドラえもんは逃げる暇さえなかったが、そんなことは問題ではなかった。 ロトムがドラえもんの盾になったのだ。 ドラ「ロトム……」 《ハッ、そうかそいつを庇うかロトム!死が怖いか!フハハハハハハ!! 恐れるのも当然だな、なにせお前の大好きな家族を一瞬であの世に持って行ってしまったのだからな!!!」 その言葉にロトムは目を見開き、ギラティナに電磁波を浴びせた。 不意を突かれたギラティナは避けることもせず、麻痺状態に甘んじる。 《どうせいつかは果てる命。それを何故守る…?何故死にたがらん!!!?》 ドラ「同士のためだ。僕は友達のために生きる。 ロトムも、ロトムを生かしてくれた人の為に精一杯生きるんだ!!」 ロトムの怪しい風がギラティナを襲う。 次の瞬間、ドラえもんが投げたゴージャスボールがギラティナを捕らえた。 ドラ「ギラティナ、お前が生きているのは同士がいたから……またはいるからだろう………?」 ロトムを連れ、ドラえもんは硬い表情で送りの泉を後にした。 ドラ「ロトム……何故君が、君だけが生き残ったんだと思う? 死という、避けようのない非常なさだめはどうして君を避けたんだと思う? 役目だ。君には君の、君の家族には君の家族の役目を、死はそれを一番全う出来る状態にしたんだ。 君の家族はテレビに痕跡を残し、君を常に見守るという役目。 そして君も彼らの下で、何か与えられた役目を果たす。 それが何なのかはまだ分からない。けど「何か」が与えられたのは確かなんだ。 ギラティナも結局君を連れ去らなかったのも、きっとそういう運命なんだ。」 そして、ギラティナもまたボールの中で一匹、考えていた。 《確かに私にも同士はいた、今もいるのだろうか……いや、あいつらはどの時間にもどの空間にも存在するはずだ。》 今の状況 【】内はボックス のび太 エテボース エレキブル トリトドン ポリゴンZ ヒードラン ヤンヤンマ 【シェイミ、サマヨール】 (現在地…リッシ湖)パーティが6匹揃った。現在はギンガ団と交戦中のはずである。 ドラえもん ビーダル ペラップ ロトム チリーン ブーバーン 【ギラティナ】 (現在地…隠れ泉への道)ロトムを救った。同時に伝説のポケモンも手中に収めた。 しずか ドダイトス ブニャット パチリス ルカリオ フワライド イーブイ 【ダークライ】 (現在地…エイチ湖上空)ヨスガシティでイーブイを貰ったらしい。 ジャイアン モウカザル カブトプス ドーミラー マスキッパ ミカルゲ 【アンノーン各種】 (現在地…トバリシティ)のび太、しずか、スネ夫の無事を祈っている……はずである。 スネ夫 ポッタイシ ムクホーク エルレイド ビークイン ゴンベ 【レジギガス】 (現在地…シンジ湖上空)シンジ湖に降り立つ直前。